【片解き本結び・片はな結び・スリップト リーフ ノット】紐と紐を繋げて長くする結び方
少し難しい結びになります。日常ではあまり使う方法ではありませんが、荷物をまとめたり、大きく何かを括っておきたい時に上に被せるシートを括る場合などは非常に便利な結び方になります。このような結びをさらっとこなせることが出来ると、案外かっこいいものです。慣れてくれば結び目も美しくなってきます。機会があれば積極的にこなしていきましょう。
【良い点】
簡単に紐と紐をつなぐことが出来て、しかも簡単に解くことが出来る。
【悪い点】
慣れるまでは紐の両先端部のり代をある程度確保しておかないと、滑って締まる前に解けてしまうことがある。または締まった後でも強い負荷で解けてしまうことがある。
下記の写真は結び目が見えやすいように固いナイロン系の紐を使っています。実際はこれよりも結び目が締まることなります。
【紐結びに際して注意すること】
紐といってもいろいろなものがあります。ホームセンターへ出かけていけば様々な種類が並びどれを選んで良いのかわかりません。ナイロン系素材、木綿、麻、または伸縮のあるものなど。特に大きな物や、重い物、トラックの荷台に積むなどの場合は、経験者や、販売員の方に相談し、適切な物をご使用ください。紐の太さも太ければ良いということではありません。それぞれの素材の利点を学んで、実際に経験しておくことは必須のこととなります。
さてこのように紐は素晴らしい道具であることが分かってきましたね。これほどに便利で使えるものもありません。仕事でも、日常の中でもいたるところに紐は存在しています。職人さんや、漁師さん、トラックの運転手さんもそうですね、荷物を縛ったり、船を繋いだり、イメージが湧いてきましたね、建物や、橋にもワイヤーが使われますが、これも言い方をかえれば紐のようなものです。とにかく便利なこの紐、そして以外と知らない紐の結び方。せっかくなので少し勉強していきましょう。いざという時にはきっと皆さんの役に立ってくれるはずです。