植え込み前に土づくり
土壌は気候に次いで大切なこと
TAG.satellite/客土,赤土,黒土,有機栽培,液体肥料,土壌改良,連作障害,予防,防止/
まず最初に理想的なイメージを参考までに
皆様にとって一番大切なのは地上部の客土の厚みですね。それ以外を個人がお庭すべてに施すことは難しいので業者さんに依頼してください。腐敗した土壌は産廃になると思います。
こんな症状でお悩みではありませんか?
/ 何時まで経っても植物が元気にならない / 植物が年々衰退していく / 結実が良くない / 実が大きくならない / 葉が元気でない / 何を植えてもすぐに病気になってしまう /
土作りの基本は?
/ 赤土、黒土 / 水はけが良い / 通気性が保たれている / 適度に有機物が含まれている /
土壌が悪いと何が起きる?
/ 枯損が発生しやすくなる / 樹形が変形をきたす / 土壌内で有毒ガスや悪臭が生じる /
ここを基本としてそれぞれの植物の生態にあわせて調整をしていきます。何十年と土作りをしてきた農家さんや庭師さんも土作りは大切、でも難しいと仰っています。あきらめずに少しずつ取り組んでいきましょう。
本当に良い土作りには時間が必要です。
基本は水はけが良く、ふかふかした空気のしっかり通る、良い微生物がたくさん生息している土となります。土壌の作りかたは本当に人それぞれで、考え方にも、それぞれの土の作り方にも一長一短があり、完全といえるものはありません。ただ原則は美味しい野菜、元気な樹木が育てば良いのです。但し、元気な土壌を好むのは植物やそれを育てる私達だけではありません。そうです外敵さんですね。それなりの管理対策はもちろん必要になります。つまりはそれだけ安全で美味しいということですから。
土壌改良剤の主な種類
泥炭類
/ 土壌を柔らかくする、保水力の改善、肥力の力を改善 /
バーク堆肥
/ 土壌を柔らかくする、通気性の向上 /
木炭
/ 水はけの確保、通気性の向上 /
その他、庭造り・庭木・植木・山野草などに使える土
基本的に最初から栄養たっぷりの完全な土はないと考えてください。土とは本来、大変貴重なものなのです。畑や庭の土は大切にしましょう。
ベースの土
山砂
水はけが良く、通気性も良い大変扱い易い土です。有機物をやや多く混ぜていく必要があります。さらさらと扱いやすい土でありながらしっかりとしまってくれます。お庭のベースとしてお使いいただくにも最適ですね。
黒土
やや扱いが難しい土ですが、他のものと併用していくことで利点を引き出せます。鹿沼土、桐生砂、赤球などをまぜて有機物は毎年少しずつ付け与えていきましょう。植え込みの際は浅植えが原則です。
えぐみ(エグミ土)
基本手に入らないと思いますが、畑のさらさらした土と思ってください。もし手に入ることがあれば有機物を少量混ぜて使っていきます。できれば他の土を一種類以上併用していただくと良いですね。
配合用の土
鹿沼土
基本はベースの土に幾分か混ぜ込んで使っていただきます。名前の通り栃木県鹿沼市の軽石ですね。好んでお使いになる方は多いです。樹木にお使いになる場合は一番安価なもので良いです。山野草など特殊なものになればそれに応じたものをご選定ください。
赤玉
基本はベースの土に幾分か混ぜ込んで使っていただきます。ローム層を粒上にした土で良く市販しているものを見かけると思います。山野草などにも込んで使われる方も多いと思います。樹木の植え込みにも安心してお使いください。
桐生砂
基本はベースの土に幾分か混ぜ込んで使っていただきます。鹿沼土よりもやや固く、ロックガーデンの化粧砂としても美しいと思います。水はけ通気性は抜群です。