ユリ科/アマナ属
日本全土/東北地方〜九州
茎:のどの痛み、滋養強壮、食用
葉:食用
根部分に近い鱗茎を花の咲き終わる春中盤の時期に掘り出して、まずはしっかりと水洗いをしてから外皮をむいて、乾かしやすいように縦に割いてから天日でしっかりと乾燥させたものが生薬の光慈姑(こうじこ)や山慈姑(さんじこ)と呼ばれます。同じ方法で乾燥させてお茶にすると長期保存が可能ですし、また美味しくいただけます。それから昔からアマナ酒を作って保存させる方法も行われています。
東北地方から九州にかけての低山地帯や丘陵地帯などで良く自生しています。そして少し湿った土手の斜面とか日の良く当たる草原などに生えます。一般的には福島県以南に広く生息している植物で、開花時期は3〜4月の春先になっています。
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