日本薬草イノコズチ

【科/属】

ヒユ科/イノコズチ属属

本州以南/本州～九州

根・月経不順、むくみ・水腫、リューマチ、神経痛、脚気、関節痛

秋から冬に掛けての紅葉期の葉や茎が枯れたころに根っこの分だけを掘り出て使います。それをしっかりと水洗いして天日で自然乾燥させると生薬の牛膝(ごしつ)になります。また生の葉を煎じながら濃い目に煮詰めた汁を保管しておいても、炎症部分や虫刺されなどを洗す薬として使えます。

本州以南で四国や九州までの低い山や丘の林の中などで、やや日陰になる場所に多く自生しています。また日当たりの良い荒地や原野だとか路傍や庭さきでも他の雑草に交じって日陰部分から自生するので、日本全国いたるところで見つける事のできる多年草です。

( 花実屋の植木 )

( 花実屋の果物 )