キク科/オケラ属
日本全土/北海道南部〜九州
根:下痢止め、腹痛、利尿作用、神経痛、リューマチ、胃腸の調整
オケラの開花時期が過ぎて、地上部の葉や茎が枯れる10月以降から11月にかけて根茎を採取します。根茎はしっかりと水洗いしながら、茎と細根を丁寧に取り除き、さらに外皮を剥いでから2〜3日ほど天日乾燥させます。その後は日陰で完全に乾燥させれば保存ができます。これが生薬の白朮(びゃくじゅつ)です。また茶花としても適しています。
日本では北海道を除いた本州から九州に架けて広範囲に分布しています。日当たりのよい山麓などでに普通に見かけるキク科の植物で、適している土壌としてはやや乾燥していて日当たりのよい草原や野原など、荒地でも自生する事のできる多年生植物です。
【リンク】 花のまちころぼっくる ズーニィガーデン Moss Pepper
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