うどんこ病の駆除対策と予防及び消毒方法について
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症状
葉の表面に白い斑点のようなものが出来始め、茶色く変色したり、黒ずんだりする症状が出てきます。そしてやがて葉は枯れ始めます。直ちに樹木そのものへの影響はありませんがせっかくの樹木や野菜。できるだけ早く殺菌剤で対処しましょう。
発生時期
春から秋の葉があおい間
対策 消毒など
殺菌剤を使用します。樹木がそれ程に大きくなければ発症した葉をすべて取り除いてから殺菌剤を散布しましょう。どこかに菌が残っていると再発の可能性も高くなります。取り除いた葉はビニール袋などへ入れて他の場所へ接触しないように処理してください。殺菌剤の散布頻度や希釈は各薬剤の仕様書に従ってください。濃い濃度で使ったり頻度を焦ってみてもそれほどの効果は期待できませんし、それよりは如何に全体にむらのないような散布を行えるかが大切となります。毎年恒例となってしまっているのであればその根源を探してみましょう。土壌は大丈夫ですか?
病原菌
糸状菌・カビ
効果のある薬
トップジンM モレスタン水和剤 トリフミン水和剤 ミラネシオン水和剤 サプロール乳剤
農林水産省登録 第13411号
有効成分 チオファネートメチル 3.0%
性状 橙黄色粘稠懸濁液
毒性 普通物
危険物 -
包装 (200g×10本)×5箱、1kg×12本
有効年限 4年
商品名 トップジンM水和剤(Topsin-M Wettable Powder)
一般名 チオファネートメチル(thiophanate-methyl)
融点 165.0℃で分解
製剤 水和剤(有効成分70%)
予防方法
感染を広げないことが何より大切なことです。菌に侵食されたものはビニール袋などに入れて処理するかまたは穴を掘って地中深くに埋めてしまう。真菌の菌根はやっかいです。とにかく一番大切なことは症状が確認されたらすぐに対処をすることで、その次に時間があればその根源を考えてその場所を探すことです。初期の段階であればエアゾールタイプなのど薬剤で簡単に対処出来てしまいますから日頃の管理を心がけましょう。
薬剤タイプについて
エアゾールタイプとは
つまりは一般的なスプレータイプをイメージしてください。缶の中に薬剤と液化した気体が入っており気化した際の圧力で薬物を押し出すものです。
水和剤とは
水で希釈して使用する薬剤でその有効成分を微粒子まで分解して薬剤を投入したものです。希釈倍数はしっかりと守り、危険のないよう取り扱いをしましょう。
乳剤とは
乳剤とは水で希釈して扱う薬剤で水に溶けにくい成分を水中で均一に分散するように界面活性剤、乳化剤などの有機溶剤を加えて安定化させた製剤です。
水溶剤
水溶性の成分を粉末状などの固形剤