名言 オスカー ワイルド を考える
私たちは不必要と思えるものが最も重要とされる大変稀な時代に生きている。
深いですね。ここで言っている不必要なものは物理的なものに限ってのことではなく、おそらく思想や概念などすべてのことが含まれていると思います。あまりの苦しみゆえに、冷静に考えてみればなんと滑稽なことかと、その時代の荒波に虚しくなってしまったのかもしれません。物事や、生み出される現象にいちいち意味を与えてしまうとそれは苦痛に満ちたものになってしまうでしょう。つまり本当の理由は知ることができないのですのですね。生み出される物事一つ一つに理由を与えるのではなく、現象としてただ目の前に現れたことに素直に反応していけば幾分は楽になるのかもしれない、そう考えてみました。
オスカー ワイルドとは誰?
アイルランド出身の作家
オスカー ワイルドその他の名言
天才以外をすべて許してくれる、そんな大衆は素晴らしく寛大だ。
ただ存在するだけでなく、命を懸けて生きることとは実は大変稀なことなのである。
すべてのことを知ろうと、そう思えるのか、この限られた僅かな時間で。
経験とは必ずなにかしらの代償を支払わなくてはならない。
結婚とは、お互いの夢物語に始まりを得る。
人生のはじめにはあらゆることを信じ、半ばではあらゆることを疑い、最後ははすべてを諦める。
すべての男はどんな女性とも暮らしていける、それは愛することでは無いけれど。
文学は有用なことにばかり作用すものではない、つまりは個々の資質によって異なるものだから。つまりは絶対的に有益と言える書物を教えることは極めて難しい。
僅かばかりの誠実性は危険を招き、過剰なまでの誠実性は危険そのものである。
経験として残ったことは、有益に作用するばかりではない。
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