マルクストゥッリウスキケロの格言・名言で考える

最も難しい三つのことは、秘密を守ること、他人から受けた危害を忘れること、暇な時間を利用すること。

マルクス・トゥッリウス・キケロとは誰？

共和政ローマ期に活躍した哲学者、政治家、文筆家です。

秘密を守ること。

マルクス・トゥッリウス・キケロの格言・名言から感じること

秘密とはなぜか漏れるもの。ノーソケットで頭の情報が丸見えなのかと妄想してしいますね。さて何もせずともただ黙っているだけで得られる信用もあることは事実です。これ本当に大事ですがただ単に無口で何もしゃべらないこととはまったく異なりますので注意が必要です。不思議と言うなといわれれば言いたくなるのが人間。（言うなといわれなくとも言ってはいけないこともあります）特別なことをしっている優越感、自分と他人の程度を計りたいのか、はたまたや人間本来が備えるのか、共有本能が働いているかもしれませんね。ここからは情報とは本来伝えたいものであることがわかりました。これはすごい力です。秘密には大きなエネルギーがありそうです。

他人から受けた危害を忘れること。

これは度合いによるでしょうが、あっさりと忘れてしまう人も多いでしょう。ある人は言いました。これは成功するには必要不可欠な能力だと。私も賛成です。人間は外部から与えられたなんらかの危害によって体の機能が著しく低下することがあります。つまりはストレスですね。ですから出来る限り早くそういった負のエネルギーは解放してあげる必要があります。ですがすべてを、なんでもかんでも忘れてしまうのではなく前向きなエネルギーや力に転換してしまえたらなんとすばらしいことでしょう。またこれからの時代、仕事の場面においてはこういったストレスは随分と軽減されていくと思います。

(匿筆)それは2020年以降、IT技術などの整理がさらにゆっくりと進み、社会のタスクや独自性はより明確にカテゴライズされ、一部の専門職を除き、転職などは日常のこととなり、経済活動の形や、社会の流動化はより活発になっていくことが予想されるからです。この為、たんなる管理者だけの判断で大きく偏った指示や、命令を出せる機会や範囲はより限られていき、厳格になっていくと考えられます。このため個人間のストレスは激減するでしょう。また自ら参加したい社会や場所を選ぶことも容易になるため、意図的な回避もある程度可能です。現在、正社員と呼ばれる働き方は人生におけるコアな一定期間と位置づけ、それ以外はこれまでに養った教育と基本的な社会のモラルなどをもとにさまざまな社会を経験していくこも可能になると予測します。これらはまだまだ先の話ですが、随分と楽しい時代が待っているのかもしれません。今はこれもダイバーシティと言っておきましょう。

暇な時間を利用すること。

これは本当に難しいと思います。ある程度忙しいとそれなりに時間を考えて使うようになる。しかし、本当に怠け者になるとこれは厄介でまず時間を管理するという概念を持ち合わせていないので、こと時間の大切さを訴えてもまず労力の無駄になってしまいそうです。また暇な時間とはいろいろあって例えば自らが作り出した暇（空白）とそうでない暇（空白）、この二つの暇には大きな違いがありますので注意をしないといけません。一方は幸せを、もう一方は退屈と苦痛をつれてきます。つまりは行き着くところは利用したか（取り出せたか）どうか。まさに仰るとおりです。

時間が大切だと誰もがしっていることですが、本当に理解することは難しいです。幸運かはたまた才能であるか若き頃より時間の使い方を理解している人間は物質的にも精神的にも成功を収める確立が高くなると思います。このようなことを心底理解できるようになりたいですね。