エゴノキの剪定と管理
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現在のご予約はすべて2023年春以降でのお届けになります。大変長い時間をいただいておりますが何卒ご理解の程をお願い申し上げます
基本
広いスペースと、長い時間を許容できる場合であればそれが徒長枝であっても樹形は自然に整っていきますが、そうでない場合が大方と思います。あまり負担にならないよう毎年のこまめなお手入れがおすすめです。エゴの木は華やかなお庭にぴったりの樹木です。成長が早いために時には大きく剪定を施すことも必要になりますがそれ程難しくはありません。まずはしっかりと根付かせることが第一です。
株のお手入れ方法
こちらの株はわりと綺麗に伸びています。まだまだ株のお手入れは心配ありませんがやや中心に集まり過ぎている感じもありますので添え木を施して上部は扇形に開くよう調節してあげても良いと思います。細い幹と太い幹が混ざり良い感じです。
お手入れの心配はありません。強いていうなれば真ん中2本内側に寄っているものは将来的に一度根元から伐採新たな芽を利用したい雰囲気です。ここからですと3年後には行いたい作業です。
この株は細い幹が中心から多く立っています。このまま成長させれば数年以内には幹と幹がくっついた状態で成長していき早い段階でいずれかが枯れると思われる様子です。そのように幹がくっつきねじれる様子もお好みでありますからこれはダメといったことはありません。エゴノキは大きく成長させるのであれば5本以内には収めたいので後には交互に幹を伐採しながらサイズをコントロールしていきましょう。
エゴノキの骨格及び整姿剪定
時期
11月頃~2月頃までは骨格剪定に適期となります。軽い整姿剪定は春花が終わりましたら早めに行いましょう。
小透かし剪定
小枝の透かし剪定は通年で可能です。しかしエゴノキはとても枝が細かく出ます。これをご丁寧に透かすことは非常にお時間を必要としますが途中で飽きてしまわないよう根気よく続けてください。またエゴノキはとてもお花が綺麗です。このためにこの樹木をお選びいただいたみなさまも多くいらっしゃるはずです。それであれば花が散ってからお手入れを致しましょう。小透かしはいつでも行っていただけます。
骨格剪定・太枝の手入れ
エゴノキにとって太枝のお手入れは非常に重要な作業になります。それは上で述べましたように枝の発生が非常に細かく時間を必要とする為に一度にバランスよくある程度の枝、幹を落とすことが必要になるからです。時には思い切って根元からということも珍しくはありません。全体のバランスを見ながら大胆な枝抜きをしていきましょう。万が一納得のいかない結果になってしまった場合も回復、つまりは成長が早いですからそれ程心配なさらずに作業を進めてください。但しこれは樹木が根付いてから3年以上経過してからの作業としてください。また害虫が付き易いですから、切り口のケアと害虫対策は忘れずにお願いします。
花実屋的エゴノキの剪定事例
こちらのエゴノキはまだまだ枝が少ないです。植え込んで根付いてきたら肥料を与えてどんどん成長させさましょう。
なかなかよい感じに枝が賑わってきました。下の根元からはあらたな幹が成長してきました。これを成長させれば2,3年でたっぷりと花を付けてくます。もしばらくの我慢です。
これは花です。こんなように満開に咲いてくれたら、頑張って管理した苦労が報われます。
なかなか良い樹形です。しっかりと幹を太らせて将来の伐採に備えていきます。どの幹を伐採してどれを次のメインにするかある程度の目星を付けておきましょう。