イロハモミジの販売と育て方
このページに掲載されているイロハモミジの写真はイメージです。
(Acer palmatum) (.樹木.)
日本といえばの代名詞イロハモミジです。もみじ系にはいくつかの種類がありますが、なかなか判別が付かないものも存在します。また地方によっては慣習からヤマモミジをイロハモミジといったり、イロハモミジをヤマモミジに含めていたりします。(花実屋がイロハモミジとヤマモミジを同義と(汎称)していること)花実屋では販売を区別しておりますが、基本的には左右なしとして扱っても良いと考えております。それは一般の方では判別がつかない場合が多いことと、先に述べましたように地方によって呼称が違うこと、更に樹齢を重ねるとますます判別が難しくなり、樹木そのものの変異と感じるものになり、どちらかといえばそれよりは紅葉や樹形が重要視されると考えているからです。
このように深く探れば探るほどに奥の深い庭木でこれほど日本を印象づける樹木は他にはないでしょう。配植も対応幅がひろく極端に偏った環境でなければ対応してくれ幅広い土壌に馴染みます。入門用、初心者の皆様にも安心しておすすめ出来る植木です。高木の添えとして植え込み、たれ枝を作ればまた風流ですし、傾斜を利用して枝反りさせても良いでしょう。根元はシンプルに苔畳や、ランナータイプの下草としたい。多様な環境に適応させて皆様だけのイロハモミジを作りましょう。
イロハモミジの基本
- 学名:Acer palmatum
- 科/属:カエデ科 カエデ属
- 分類:落葉広葉樹
- 生態:雄性同株
- 陰陽:中
- 花期:4~5月
- 分布:本州東北南部以南 四国 九州
- 用途:緑陰
- 耐潮:弱い
- 成長:早い
- 移植:易しい
- 特徴:土は全般に対応するが、水はけと通気性のよい土を好む。大気汚染や潮害には弱いので注意が必要です。
- 移植と植栽:適期11月~2月程度ですが、植え込みは通年で可能。
- 剪定:徒長枝を落とし、毎年こまめに手入れをすると良い。詳しい剪定方法はこちらへ
- 植込み:樹木によって特性異なりますが、一般的植込み方法はこちら
- 参考資料:イロハモミジ『ウィキペディア(Wikipedia)』
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イロハモミジについてのよくあるご質問
Q 紅葉しますか?
紅葉はいたしますが、遺伝的要素、気候、地域、土壌、日当たり、風通しなど、さまざまな事象により紅葉は変化しますので、一概に申し上げることはできませんが、赤、オレンジ、黄色に紅葉します。紅葉前になりましたら早朝、夕方に葉水を与えると温度差が生じてより深い紅葉が楽しめる場合もございます。それと生育上問題なければあまり肥料を与えないことも一つのポイントになります。
Q 管理は難しいですか?
極端な日陰や、著しく悪い環境でない限り、比較的簡単に育ってくれます。育てたいイメージによって変化しますが、ある程度他の植木と間隔を空けて植え込んでください。あまり成長を急がせないことも美しいイロハモミジに育てる秘訣の一つかもしれません。
Q 剪定はどうしたら良いですか?
毎年こまめにお手入れをしてください。細かい枝ならハサミを使わずに手で手入れができます。またそのほうが綺麗に仕上がると思います。雑木は太い枝を落とすと徒長子が出て植木のバランスが崩れることがありますのでご注意ください。そのような場合は、職人さんや、詳しい人に相談して下さい。
Q どのくらい大きくなりますか?
一般的なお庭の大きさですと、大きくても7~8m程度と思います。剪定で多少のコントロールは出来ると思いますが、無理な剪定は自然の樹形を崩してしまう恐れがありますのでご注意ください。年を重ねるほどに葉は小さくなり、葉の間隔もつんですばらしい雰囲気を演出してくれますのでゆっくりと成長をお楽しみください。
Q モミジの葉の区別がつきません。
・こちらは遺伝的な要素や、イロハモミジの中でも細かく分類される種類、重ねた年月などさまざまな要因から1本、1本すべてのモミジが微妙な違いを持っています。花実屋では亜種とされるヤマモミジもこれに含めております。理由は明確な判別が定義出来ないことと、個々の生体の変異が激しいためです。その他には植木を掘り起こした場合、その翌年などは一時的に木が弱って、そのような状態になることもあります。この場合はあまり心配ありません。その他に乾燥が激しかったり、著しく環境が悪かったりした場合なども同様な状態になる事があります。その場合は早めに土壌を改善するなどの対応をされてください。
Q 消毒は必要ですか?
・簡易的な予防策の一つとして、オルトラン粒剤などを根元に散布していただくと良いと思います。こちらはホームセンターなどでも容易に入手できます。また、根元の手入れを怠ると害虫に侵されやすくなりますのでご注意ください。イロハモミジの場合、特に根元の害虫と葉のアブラムシには注意が必要です。
Q 同じ種類でも葉の形、大きさが違います。なぜですか?
・遺伝的な要素もありますが、植木を掘り起こした場合その翌年などは一時的に木が弱り、葉に影響が出る場合があります。その他に乾燥が激しかったり、著しく環境が悪かったりした場合も同様の状態になることがあります。その場合は早めに土壌を改善するなどのご対応をお願いします。
Q 根を巻いてある麻布はどうすればよいですか?
・基本的に外して植え込んでください。根が崩れそうで不安な方はそのまま植込んでいただき、ナイロン紐を使用してある場合はナイロン紐だけ外して下さい。また麻布は剥がすことが難しければハサミなどで切り土との接点をできる限り大きくしてください。仮り植えですぐに移動させる場合は次回の移動を考慮し、そのまま植え込んでいただいても構いません。
Q 芽吹きが遅れているようですがどうすれば良いですか?(※対象は落葉樹のみ)
・根回しをした場合でも植木を掘り起こした際、多少なりとも根に影響を与えますので生態のバランスが崩れ植木が弱っている可能性があります。枯れている場合とは明らかに状態が違いますので混同されないようご注意ください。まず新芽を剥いていただき、茶色くなっているか緑になっているか確認してください。どちらの場合でも迅速な対応が必要になりますがまず植木の下部から上部まで少しずつ枝先を摘めてください。この時は上部の枝を優先的に落としていきます。さらに状況に応じて蕾を落とし植木の負担を軽減させてください。そして新芽の動きを観察していただき、芽が膨らんできているようであれば大丈夫です。それでも新芽が動かないようであればさらに枝を摘めていただき、芽の動きを観察してください。
Q 植え込みたい場所にいつも水が溜まっています。大丈夫ですか?
・そのような場所は避けてください。根腐れの原因になります。どうしもその場所に植え込まなければならない場合は、まず必要量に応じて土壌の入れ替えをおこなっていただき、水のはけ口を十分に確保してください。それとあわせて植え込み部に土を足していただき大きく盛り上げてください。これによって更に通気、水はけの良い環境が作られます。但し、その分乾燥が激しくなりますので周辺の環境に留意して作業を進めてください。
イロハモミジの販売
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7.その他ご不明な点はお問い合わせフォームよりお願い致します。
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