ウマノスズクサ科/ウスバサイシン属
日本全土/東北〜九州
全草:風邪、せき・たん、口内炎、咳止め、痰きり、鎮痛、鎮静、解熱
ウスバサイシンは夏の間、遅くとも9月ころまでに採取します。全草かあるいは根茎部分を掘り出して、よく水洗いしてから日陰干しで太い根がカラカラになるまで乾燥させてから保存します。また新鮮な葉は煎じて濃い目に煮詰めた煮汁にして保存する事もできます。これは歯槽膿漏や口内炎のうがい液として利用します。それから根の部分を粉末状にしたものを小麦粉などと練って湿布にする使用方法もあります。
本州から四国、そして九州までの日本全土で、特に山林地帯の陰地になっている土壌で多く自生しています。また野原や密集していない木立のなかといった、風通しの良い木陰でやや湿った場所を好んで自生する植物です。
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